神林レポート

神林レポート83号


舛添知事、都民は怒っています! あまりにせこい! せこすぎます!

 私(神林茂)は、6月7日午後一時より都議会本会議で、舛添知事に対して自民党を代表して質問を行いました。質問のトップバッターであるので、まず、知事に対する都民の憤りと自民党議員56人の想いを素直にぶつけ、主たる疑惑の焦点について質しました。


知事、私は怒っています。私だけじゃありません。都民の皆さんも、この議場にいる全ての議員も、職員の皆さんも、皆、知事が感じている以上に怒っています。何よりもあまりにせこい、せこすぎます! これが日本の首都東京の知事のやることかと唖然としてしまいます。昨日発表された第三者委員会の説明で説明責任が果たせたとは、私には到底思えません。政治家として備えるべき道徳観、倫理観は一体どうなっていたのか、まことに恥ずかしい限りであります。
都政には待ったなしの重要課題が山積している状況であります。にもかかわらず、都庁には、日本全国からお怒りや抗議の声が毎日たくさんよせられ、知事を巡る一連の問題が原因で都政が大きく停滞しています。知事には、我々の質問に正確かつ誠実に答えることで、都民の代表である都議会への説明責任を果たすことを求めます。
(代表質問前文より)

神林質問①
昨日発表された第三者による調査を行った弁護士の説明によれば、知事及び秘書らから関係資料の提出を受けた上、知事や秘書及び関係者らのヒアリングを行うとともに、必要に応じて自ら資料を入手するなどして調査を行ったとある。
 しかし、今回の一連の報道の中で、知事にとって不利益な発言をしている元会計責任者や領収証を発行している店などと、弁護士は接触したのかは不明である。
 仮に接触していない場合、本調査は果たして客観的に信頼性を保てるとお考えか、知事の所見を伺う。
知事答弁①
調査の方法については、第三者である弁護士の先生方に任せている。第三者からの厳格な調査を行なっていたただいており、信頼性は確保できていると考えている。
神林質問②
千葉県木更津市所在のホテルの宿泊料を政治資金収支報告書に計上していた問題について、平成二十六年正月にこのホテルで会議を行ったメンバーの氏名を答えてほしい。
知事答弁②
 つきあいが長く、かねてより相談相手としてた出版会社社長を客室に招き、都知事選への出馬についての相談をした。相手の氏名については、先方の立場もあることからお答えできない。
神林質問③
知事は記者会見で、「ホテルでの会議は相当やった」と発言している。正月の何日何時から会議をスタートし、何時に終了したのか。
仮に会議を行っていたとしても、家族旅行の蛇足で多少の政治的な打ち合わせをしたら、それが税金を使って行う政治活動に変わるはずがない。これこそ公私混同の極みである。これでは家族旅行の代金を浮かすために、政治資金を活用しようとしているといわれても仕方ない。知事の見解を伺う。
知事答弁③
平成二十六年正月は、実施される都知事選に出馬すべきか否かの決断を迫られていた。一方でかねてより正月旅行を家族に約束していたこともあり、旅行先で政治的な打ち合わせをすることになった。家族旅行ではないかとの弁護士からの厳しい指摘はもっともであり、政治資金に計上したことは、ルーズになっていたと反省している。
神林質問④
書籍購入の内容を見ると「楽しい金魚の飼い方」、ミステリー小説、「ピザ釜・パン釜の作り方」、「江戸流そば打ち」、「クレヨンしんちゃん」、こういった書物が政治活動のわけがない。報告書を見ても、年々、公私混同の度合いがひどくなっているが、知事ご自身がどう考えるか、伺う。
知事答弁④
 私が自民党に所属していた頃は、政党助成金については、党独自の内規に基づき、厳しいチェックがなされていた。しかし、私が自民党を離党し、新党改革を結成した後は、政党助成金の内部チェックシステムがなかった。又、自分が党の代表であるという慢心もあったと反省している。
神林質問⑤
毎週末、公用車で湯河原に行くこと自体、言語道断だ。その間、東京から遠く離れた湯河原に滞在することに、一三五十万都民の生命と財産を守る都政の最高責任者として、危機管理上の責務を全うしていると考えていたのか、伺う。
知事答弁⑤
湯河原での滞在については、衛星携帯電話による連絡手段やヘリなどによる移動手段など、大規模災害時にも対応できる万全の危機管理体制を確保していると機管理意識が極めて甘かったとの批判は当然である。深く反省をしている。
神林質問⑥
今問われているのは、都政を担うにふさわしい人物かどうかという、あなた自身の知事としての資質である。都政への信頼を失墜させた原因をどう考えるのか、知事ご自身の言葉で、心からの答弁を求める。
知事答弁⑥
この二年四ヶ月の間、私におごりや慢心が見られたとの厳しいご指摘は真摯に受けとめたいと思っている。都政への信頼を失墜させた一因は、都民の皆様、都議会の皆様と真摯に向き合い、その声に誠実に耳を傾けることがいつしか十分でなくなった私の姿勢にあると猛省をしている。
*その他、絵画等購入について・元会計責任者について・都市外交について等の質問をいたしました。

迫りくる首都直下型地震に備える

神林質問①
熊本地震の揺れが終息し、応急対策の時期を脱しても、被災者の方々はつらく長い生活再建への道を一歩ずつ進まねばなりません。心身の健康、住いの確保、就労など、現地のニーズには今後も丁寧な対応が求められています。熊本地震における都の被災地支援は、こうした復旧、復興までを見据え、取り組んでいくべきと考えますが、都の見解を伺います。
総務局長答弁①
被災者の都営住宅や都立学校等への受け入れなど、幅広い支援を行っており、今後も観光などの産業復興なども含め、現地のニーズを的確に把握し、迅速な支援を行ってまいります。
神林質問②
被災地では、集積場所に滞在した支援物資の避難所への未着、避難者の早期帰宅に必要な住宅応急危険度判定員の充足状況、軟弱地盤上や昭和56年以前の旧耐震基準の建物が多数倒壊など、原因の精査などが必要な多くの課題が浮き彫りになりました。都は、今回の熊本地震の教訓を検証し、自らの防災対策の実効性を一層高めていくべきと考えますが、今後の取り組みについて、都の見解を伺います。
総務局長答弁②
都は今後、被害の分布や程度など必要な情報収集を行い、今回の支援の経験から得られた教訓等を取りまとめ、支援物資の輸送やほかの自治体、国との連携など、発災時により迅速かつ的確な対応が可能となるよう、都の取り組みに反映させてまいります。

本来なら知事に質問したかった・・・
『オリ・パラのレガシー』って?

東京には、私たちが生活する上で欠くことのできない水・空気・街の環境や伝統・文化などの貴重な財産が数多く残されています。このような「成熟した都市東京」の礎となる素晴らしい財産を、将来に向けて大切に維持発展させていくことが重要です。
私は、こうした活動が、オリンピック・パラリンピックをはじめ、数多く訪れる外国のお客様への最高のおもてなし、となり、私たちが将来の子どもたちに受け継ぐべき最大のレガシーとなると考えます。

神林茂 東京都議会議員 大田区選出 都議会自由民主党

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